はや揺らぐ23年度成長見通し 実態と乖離、目つむる政府
酒井恒平
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あたらないことで知られる政府の経済見通しが、公表から1カ月で早くも揺らいでいる。内閣府が2022年12月に発表した23年度の見通しは、発表前後に起きた為替や金利の変動を反映できていない。従来の見通しと同じように景気への見方も甘い。「見通しは目標値」と言い切る内閣府幹部から精度を高めようとする姿勢はうかがえないままだ。
「昨年末から変化が激しい。ただ前提の置き方を変えるのも必要のない誤解を招いてし...
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