電力需要はピークの1割減、発電能力は増加 なぜ逼迫?
電力逼迫の夏2022
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全国で7年ぶりに、節電が要請された2022年の夏。電力の中長期のトレンドをみると、意外な事実が浮かび上がる。01年から20年間で国内の電気事業者の発電能力は増えた一方で、最大電力需要は1割減った。普通に考えれば、電力不足には陥らない。環境には優しいが、発電できない時間がある太陽光など再生可能エネルギーが増えた構造問題が横たわる。
年間で最も電気を使った瞬間を指す「最大電力需要」を見ると、ピークは...
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