石川知事選、馳氏が接戦制す 自民系3分裂で組織割れる
参院選への影響警戒
(更新) [有料会員限定]
石川県知事選が13日に投開票され、元文部科学相の馳浩氏が当選した。前金沢市長の山野之義氏、自民党で馳氏と同じ派閥に所属した前参院議員の山田修路氏との保守三つどもえの争いを制した。自民党の地方組織内で支持が分かれ、次点の山野氏との票差は8千票ほどだった。
4月は山田氏の議員辞職に伴う参院石川選挙区の補欠選、夏には参院選が控える。自民県連にしこりが残れば相次ぐ国政選挙に悪影響を及ぼす懸念があるため、...