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岸田氏「人権問題担当の首相補佐官を」 中国念頭に

自民党総裁選に出馬を表明した岸田文雄前政調会長は12日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で国民からの質問に答えた。中国によるウイグル族への人権侵害などに対処するため、人権問題担当の首相補佐官を設ける考えを示した。

「省庁横断的に体制を固め、国際社会に発信する」と説明した。人権侵害行為を中止するよう求める国会の決議案について「当然、賛成だ」と明言し、早期に採択するよう促した。

党内には人権侵害を理由に制裁できるようにする法整備を求める声がある。岸田氏は同日、都内で記者団に「国際的な動きも考えながら議論を続けていきたい」と提起した。

岸田氏はユーチューブで防衛費の増額に言及した。「外交・安全保障環境は厳しいものがあり、環境の変化に応じてしっかりと準備をしていく」と語った。「国内総生産(GDP)比1%などの数字には縛られてはならない」と強調した。

安倍前政権で4年7カ月にわたって務めた外相の経験に触れた。「中国に甘くならないか」という指摘について「まったく逆だ」と反論した。

日中関係が厳しい時期の外交交渉を担ったと説いた。「中国に対して自らしっかりものを言う。同じ自由や民主主義の価値観をもっている国々と連携するのが大事だ」と唱えた。

波長が合う人を問われ、外相として当時のカウンターパートだったジョンソン英首相らを挙げた。ジョンソン氏とバーでお酒を飲みながら会話したと明かした。

岸田氏の外相時代、米国は主にオバマ政権だった。当時の国務長官のケリー氏は今のバイデン政権で気候変動問題担当の米大統領特使だ。岸田氏は「人脈を生かせる場が与えられればフルに活用したい」と話した。

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自民党総裁選2021

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選には河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4氏が立候補。9月29日に投開票され、岸田氏と河野氏の決選投票の結果、岸田氏が新総裁に決まりました。岸田氏は10月4日召集の臨時国会での首相指名選挙を経て第100代首相に就任しました。

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