看護師・介護士の賃上げ検証へ 経営状況の報告義務化
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厚生労働省は看護師や介護士の賃上げに向け、医療法人や介護事業者への監督を強める。2023年度以降、事業者に経営状況の報告を義務付け、処遇改善の取り組みを検証する。これまで進めてきた報酬改定や事業者への補助に対して、現場に行き渡っているかが分かりにくいとの見方があった。就業者の1割強を占める医療・福祉分野の賃金の底上げを目指す。
医療や介護は人手不足が深刻だ。厚生労働白書によると、40年には医療・...
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