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NATO加盟、申請の意向 フィンランド首相が表明

岸田首相との会談で 

(更新)

岸田文雄首相は11日、首相官邸で来日中のフィンランドのサンナ・マリン首相と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻を強く非難し、毅然とした対応を続けていく方針で一致した。マリン氏は北大西洋条約機構(NATO)への加盟に関し「おそらく申請するだろう」と伝えた。

マリン氏は2019年12月に首相に就任し、初来日となる。日本とフィンランドはロシアの隣国という点で共通し、安全保障上のロシアへの脅威を共有する。

岸田首相は会談後の共同記者発表で「力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められないとの認識を共有した」と述べた。「欧州とインド太平洋の安全保障は不可分」との考えを擦り合わせた。

マリン氏も「ロシアの行為は明白な国際法と国連憲章の違反だ。ロシアの戦争は止めなくてはならない」と指摘した。

NATO加盟に関して「歴史的なステップを踏むのはフィンランド国民のためだ。加盟で共通の価値観を支える国際社会全体が強化されるはずだ」と語った。

フィンランド国内ではウクライナ侵攻でロシアへの警戒感が高まり、NATO加盟を求める声が強まっている。マリン氏は近く加盟申請について結論を出す方針だ。スウェーデンも加盟を検討している。

フィンランドはロシアと1300キロメートル程度、国境を接する。1995年に欧州連合(EU)に加入したが、これまで安全保障面では中立の立場をとりNATOには加盟していなかった。

経済を巡っては、先端技術や再生可能エネルギーの分野で協力を強化していくことで一致した。岸田首相は「今後両国間で企業の進出が一層促進されることが期待される」と強調した。国連安全保障理事会の改革や気候変動対策などについても意見交換した。

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