/

花粉症対策、都市部周辺にスギ伐採の重点区域 政府

伐採機の購入支援、治療薬の増産など

政府は11日、首相官邸で花粉症対策の関係閣僚会議を開き「初期集中対応パッケージ」をまとめた。2023年度中にスギの伐採や花粉の少ない品種への植え替えを重点的に実施する区域を設ける。人口が多い都市部に近い地域を想定する。

岸田文雄首相は「花粉症は多くの国民を悩ませ続けている社会問題だ」と強調した。「国民の安全・安心の確保につなげるべく、パッケージを経済対策に盛り込み必要な予算を確保して実行に移してほしい」と語った。

政府は5月に①花粉の発生抑止②飛散予測③治療――を柱とする花粉症対策を決めた。30年後に花粉発生量を半減させる目標を掲げ、スギ人工林を10年後に2割ほど減らす計画だ。

今回の施策はこのうち早期に取り組むべき対策を抽出した。花粉症の本格シーズンが始まる前に具体策へ着手できるようにする。

最重点とするのがスギの伐採・植え替えなどだ。重点区域を巡っては花粉症患者の多さなど影響の大きい地域を優先する。

花粉の発生源となるスギ人工林の伐採を効率的に進めるのに必要な高性能機械の導入を支援する。伐採した木材の使途を広げるため住宅資材へのスギ材の活用を促す。木材の加工工場や保管施設の整備も助成する。

林業の担い手として外国人材の受け入れ拡大も検討する。23年中をめどに住宅メーカーがどのくらい国産材を使っているかを公表する仕組みをつくってスギ人工林の利用を促す。

花粉の飛散量の予測でスーパーコンピューターや人工知能(AI)を使って情報提供できるような体制をめざす。

治療による対策も加速する。薬を使って花粉に反応しない体質に改善する「舌下免疫療法」の治療薬増産に向けて原料の確保や生産体制の構築を進める。25年にも現在の年間25万人分を50万人分に拡大する。

花粉が飛散する時期より前に対症療法を受け始めるのが有効だとも呼びかける。

初割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
画面例: 日経電子版 紙面ビューアのハイライト機能

日経電子版 紙面ビューアー

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
初割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
初割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
初割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
初割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_