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ファイザー製飲み薬承認 コロナ軽症・中等症患者向け

まず4万人分

(更新)

厚生労働省は10日、米ファイザー製の新型コロナウイルス治療薬「パキロビッドパック」を承認した。国内2例目の軽症・中等症向け飲み薬となる。政府は4万人分を確保しており、14日から医療機関へ配送を始める。

コロナの感染防止と経済活動の継続の両立をめざす「ウィズコロナ対策」では、感染前のワクチン接種と感染後の飲み薬の普及が成否のカギを握る。政府は2022年内に200万人分の供給をファイザーから受ける予定だ。どれだけ早期調達できるかが焦点となる。

同社が1月14日に承認申請していた。海外で認可された薬を迅速に審査する医薬品の「特例承認」を適用。同薬は米国が緊急使用を認めているほか、欧州当局も承認を勧告した。

重症化リスクのある患者が投与の対象で、発症から5日以内の投与を推奨する。1日2回、3錠ずつ5日間服用する。飲み合わせには注意が必要で、高血圧や高脂血症の治療薬など併用できない薬が約40種類ある。

そのため慎重に普及を進める。まずコロナ病床のある約2000施設での院内処方を原則とし、28日以降に薬局でも入手できるようにする。

後藤茂之厚生労働相は10日、記者団に「高齢者や基礎疾患のある患者への治療の選択肢が増え、対策の推進に寄与する」と語った。

臨床試験(治験)では発症から5日以内の服用で入院や死亡のリスクを88%抑えた。オミクロン型については同社が増殖を抑える効果を実験室で確認した。単純比較できないが、先行して承認済みの米メルク製飲み薬は治験で入院や死亡のリスクを約30%抑える効果があった。それに比べて高い効果が期待される。

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