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GX基本方針とは 炭素値付けや移行債盛り込む

きょうのことば

▼GX基本方針 脱炭素と経済成長を両立するグリーントランスフォーメーション(GX)実現のための政府方針。政府は2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げる。脱炭素電源となる再生可能エネルギーや原子力を「最大限活用する」と明記した。

28年度から温暖化ガス排出量に応じて化石燃料に価格を上乗せする「カーボンプライシング」の本格導入や、先行投資のための20兆円規模のGX経済移行債発行を盛り込んだ。再生可能エネルギーと省エネについては投資目標を掲げたものの、従来の延長線上の取り組みも目立つ。

東日本大震災後の原子力政策は大きく転換する。原子力発電所の運転期間延長と新型原発の開発・建設が柱となる。21年に閣議決定したエネルギー基本計画で掲げた「原発の依存度低減」には触れなかった。原発を新たに建設する場所について、与党内の慎重論に配慮し、廃炉を決めた原発の敷地内に限定するように今年に入ってから文言を修正した。

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