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福島第1原発、事故後のセシウム放出時期を検証 規制庁

事故で放射性セシウムが放出された東京電力福島第1原子力発電所

原子力規制庁は11日、2021年度に実施する東京電力福島第1原子力発電所の事故分析の項目を示した。事故を受けて放射性セシウムを放出した時期を解明するほか、高濃度汚染が見つかった原子炉格納容器の真上のコンクリート製のふた「シールドプラグ」の汚染状況の調査を続ける。

現地調査やデータ分析などで事故の状況を明らかにし、今後の安全対策や廃炉工程の合理化などに役立てる。

東電や資源エネルギー庁などと同日に開いた連絡・調整会議で21年度に調査する5項目を示した。廃炉作業が進展し現場の環境が改善したため、規制庁は事故原発の調査や分析を進めている。

セシウムは事故で放出された放射性物質の一つで、燃料を冷やすための注水で発生した水蒸気によって漏れ出した可能性が指摘されている。規制庁は周辺の放射線量を測るモニタリングポストのデータなどを分析し、セシウム放出時期の解明を目指す。

福島第1原発1~3号機のシールドプラグの高濃度汚染は、これまでの事故分析で見つかった。1~3号機の内部には燃料が溶けたデブリがある。シールドプラグの汚染により、廃炉作業の山場であるデブリの取り出しが難航することが懸念されている。

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