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自民、勝利も重苦しく 安倍氏を悼み岸田首相らが黙とう

安倍晋三元首相が2日前に銃撃され死亡した自民党には、勝利の高揚感は乏しく重苦しい雰囲気が漂った。東京・永田町の党本部には半旗が掲げられ、腕に黒い喪章を着ける党幹部の姿も見られた。午後9時45分ごろには、党総裁の岸田文雄首相らが開票センターで黙とうをささげた。

公明党本部(東京都新宿区)では、与党優勢が報じられると安堵感が広がった。安倍元首相の事件を受けて、候補者の名前が掲げられたボードには恒例の当確を示す赤い花ではなく、党のロゴに使われている太陽のマークが付けられた。

苦戦を強いられた野党勢力。立憲民主党の逢坂誠二代表代行は、報道各社で一斉に劣勢が報じられた午後8時過ぎ、東京都千代田区の開票センターに姿を現し「1議席でも、1票でも多く確保したいというのが、偽らざる心境だ」と厳しい表情で語った。

日本維新の会は、地元の大阪や隣接する兵庫の選挙区で当選確実が報じられ、改選6議席を上回る見通しとなった。一方で、全国的には自民勝利の情勢に、党幹部は「野党としては完敗」と神妙に述べた。

東京都渋谷区の共産党本部では、スタッフらが大型モニターでテレビの開票速報を見守った。当選確実が伝えられた候補者の陣営が映し出されると「よかった」と手をたたいた。

東京都港区の会議室に設置された国民民主党の開票センターでは、榛葉賀津也幹事長が「対決よりも提案することを貫いた。それに期待を寄せる有権者は増えている」と強調した。

公選法上の政党要件維持に、比例での得票率2%確保が命題の社民党。党幹部は「何としても政党要件を満たすこと。それが議席獲得にもつながる」と語気を強めた。〔共同〕

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2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃事件。亡くなった安倍元首相の国葬が9月27日に日本武道館で行われます。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目。最新ニュースや速報をまとめました。

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