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「テロ行為許さず」 参議院選挙、与野党幹部や候補者ら

与野党は参院選の選挙戦最終日の9日、各地で街頭に出て支持を呼びかけた。各党幹部や候補者らは民主主義の根幹である選挙中に起きた安倍晋三元首相への銃撃を非難した。言論による民主主義を守るためにも投票が必要だと呼びかけた。

自民党の茂木敏充幹事長は「暴力には絶対に屈することはないという強い思いで最後まで戦いたい」と訴えた。演説前に聴衆とともに安倍氏に黙とうをささげた。

菅義偉前首相は街頭演説で「テロ行為は絶対に許してはならない。最後まで堂々と議論し結果を出すのが民主主義だ」と力説した。都内で記者団に「安倍氏の気持ちを考えても選挙運動をやめるようなことは絶対やるべきではない」と語った。

8日の党役員会では模倣犯への警戒などから中断した街頭演説の再開に慎重論も出た。麻生太郎副総裁が「選挙は民主主義の最たるものだ。暴挙に屈してはならない。安倍氏も望んでいない」と主張し、9日の実施を決めた。

立憲民主党も9日は幹部らが全国を巡った。逢坂誠二代表代行は北海道での街頭演説で「有権者がものを言う貴重な機会が選挙だ。それを萎縮させることがあってはならない」と話した。立民のある候補は街頭で「民主主義を止めるな!」と看板を掲げた。

立民は8日の幹部会合で9日の選挙活動を通常通り実施すると決定した。安全確保に十分注意し「テロ行為は許さない」「言論の自由は守る」姿勢を伝えると確認した。党のウェブサイトでの幹部の演説日程の公表は9日は取りやめた。

公明党は9日、幹部が候補者とともに街頭で支持を促した。日本維新の会は演説を予定通り催すと党員に周知し、馬場伸幸共同代表は東京や神奈川をまわった。共産党や国民民主党も街頭演説会を開いた。

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2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅近くの路上で発生した安倍晋三元首相銃撃事件。亡くなった安倍元首相の国葬が9月27日に日本武道館で行われます。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目。最新ニュースや速報をまとめました。

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