モデルナ追加接種12歳から、年齢引き下げを了承
(更新)

厚生労働省の専門部会は8日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの3回目以降の追加接種の対象年齢を、現在の18歳以上から12歳以上に引き下げることを認めた。今後ワクチン分科会でも議論し、了承されれば実際に12歳から接種を受けられるようになる。
対象のワクチンは現在主流となっている派生型「BA.5」対応品、以前流行した「BA.1」対応品、流行初期のウイルスに対応した従来品の3種類。前回接種から3カ月以上の間隔を空ける。
厚労省によると、海外で従来品を使って12~17歳を対象に実施した臨床試験で、18~25歳に対する有効性に劣らない効果があることが確認された。〔共同〕

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