先端半導体人材、国関与で育成 米欧有力拠点に派遣
[有料会員限定]
経済産業省は2023年度から、半導体分野の若手研究者や大学院生を海外に派遣するプログラムを始める。米欧の企業や研究機関で回路線幅が2ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の先端品のノウハウを学んでもらう。台湾積体電路製造(TSMC)の誘致など生産基盤の再構築とあわせて国の関与で人材育成を進め、半導体産業の復興をめざす。
日本の半導体メーカーは10年代に台湾勢や韓国勢などとの国際競争に敗れた。空洞...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り380文字