NHK「受信料と事業の均衡確保を」 松本総務相
松本剛明総務相は8日、NHKの2023年度予算に対する意見を公表し「公共放送の役割を果たすために必要な事業規模を不断に見直し、経費の一層の合理化・効率化に取り組む」ように求めた。10月から受信料を引き下げすることで赤字になるため、「受信料収入と事業規模の均衡を早期に確保する」ように要請した。
地上波と衛星放送の値下げについては「視聴者への還元を行う点では評価できる」とした。業務、受信料、ガバナンスの一体的な改革には「不断に取り組むことが求められる」と指摘した。