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コロナ対策「間隔2メートル」削除 マスクなど5項目方針

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新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5類に移行することに伴い、専門家有志は8日、身近な感染対策に関する新たな見解をまとめた。症状がある場合の自宅療養や、状況に応じたマスク着用など5項目を基本方針とする。「3密」の回避も有効としたが、2020年に「新しい生活様式」で示した「人との間隔はできるだけ2メートル」の例は盛り込まなかった。

同日開かれた厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」で示した。見解では「2020年に示した新しい生活様式のなかには、新型コロナウイルス対策として必ずしも適当とは言えないものが含まれている」と指摘。新たな健康習慣として5つの対策をまとめた。

具体的には①症状がある場合は自宅で療養するか医療機関を受診する②場面に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施③換気のうえ、密閉・密集・密接の「3密」を避ける④手洗いを習慣とする⑤適度な運動と食事――が感染対策に有効であるという。

特にマスクの着用は、感染を広げない効果に加えて自らの感染リスクを下げることにもなるとした。感染の流行状況や周囲の混雑ぶり、滞在する空間の広さや滞在時間などの要素を着脱の際に考慮することを促した。

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新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

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