/

6月の街角景気、3カ月ぶり改善 先行き懸念は根強く

内閣府が8日発表した6月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、3カ月前と比べた景気の方向を聞く現状判断指数(DI、季節調整値)は前月比9.5ポイント上昇し47.6となった。6月にいったん緊急事態宣言が解除された影響で3カ月ぶりに改善した。東京への緊急事態宣言の発令が決まり、景気が冷え込むとの懸念が根強い。

東京では4度目の緊急事態宣言の発令が決まった

調査期間は6月25日から30日で、沖縄県を除く地域で緊急事態宣言が解除された直後にあたる。内閣府は基調判断を「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している」に引き上げた。

現状判断DIは「家計」「企業」「雇用」の3項目全てで前月より改善した。家計では飲食関連は前月に比べて18.9ポイント上昇の37.8、サービス関連が14.7ポイント上昇の46.3、小売関連は9.6ポイント上昇の44.6だった。ワクチン接種の広がりも指数を押し上げた。

現状判断DIは改善したものの、好不況の分かれ目となる50には届いていない。コロナ禍でDIが最も高かった20年10月(53.0)も下回る。事業者からは「不景気が継続中で、回復の兆しは見えない」(北関東地方の都市型ホテル)、「景気はよくなっておらず、売り上げの見込みが全く立っていない」(中国地方の観光型ホテル)といった声が出た。

景気の先行き判断指数は4.8ポイント上昇の52.4を見込む。地域別ではコロナ感染者が増えつつあった東京都だけ0.5ポイント低下して50.1。「飲食店には厳しい規制がまだあるので、秋口までは良い方向に向かうとは思えない」(東京都の一般レストラン)との声もあった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン