KDDI通信障害、原因検証に着手　総務省有識者会議

総務省は8日、有識者による電気通信事故検証会議でKDDIの大規模通信障害の検証を始めた。10月までに報告をまとめる。利用者への情報発信の業界ルールも検討する。

金子恭之総務相は「障害が大規模化・長期化した原因を綿密に分析・検証してもらう」と述べた。オンラインで出席したKDDIの高橋誠社長は「長時間にわたる障害を起こしてしまい、申し訳なく反省している。大きな事故を起こさないよう再発防止を徹底していく」と話した。

金子氏は3日にKDDIを厳重注意し、通信障害では初めて総務相名義で行政指導していた。