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ロシア産石炭の輸入、経産相「全廃の方向めざす」

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萩生田光一経済産業相は8日の閣議後の記者会見で、ロシアからの石炭の輸入について「代替国を見つけながら段階的に減らし、最終的には輸入しない方向をめざす」と表明した。主要7カ国(G7)が7日にまとめた首脳声明の内容に沿って協調する姿勢を示した。

G7は7日の首脳声明でロシアからの石炭の輸入の段階的な廃止や禁止を含め、エネルギー分野のロシア依存を下げる計画を進めることや、エネルギーなど主要分野でロシアへの新たな投資を禁じることなどを盛り込んだ。

一方で、日本の政府や企業はロシアで石油や天然ガスを採掘する資源開発事業「サハリン1」「サハリン2」「アークティックLNG2」に参画している。萩生田氏は3事業に関して「エネルギー安全保障上の重要なプロジェクトだと考えており、撤退はしない」とこれまでの方針を変えないと強調した。

アークティックLNG2は工事が完了していない。萩生田氏は「既存の投資案件なので投資禁止の対象には該当しない」と説明した。サハリン1を巡っては「液化天然ガス(LNG)の生産に向けた新規計画は米エクソンモービルの撤退表明後すでに中断している」と明らかにした。

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