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GDP実質年率3.9%減に上方修正 1~3月改定値

(更新)

内閣府が8日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は物価変動の影響を除いた実質で前期比1.0%減、年率3.9%減だった。5月に公表した速報値(前期比1.3%減、年率5.1%減)から上方修正した。政府消費(政府支出)や企業の在庫の変動が上向きに見直されたのが要因となった。

政府消費は速報値の前期比1.8%減から改定値では1.1%減と0.7ポイント上向きに見直された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から医療機関の受診が減り、政府負担分の医療費が減るとしていたが、3月分の統計を反映したところ落ち込み幅が縮んだ。

民間在庫変動は、新たに反映が可能となった法人企業統計をもとに仕掛かり品などの在庫を推計し直し、速報値よりも上振れした。GDP成長率の押し上げ効果は、速報段階の0.3ポイントから0.4ポイントに拡大した。

個人消費は1.5%減だった。サービス関連の統計を踏まえ、速報値から0.1ポイント下方に改定した。政府による緊急事態宣言が響き速報値の段階からマイナスとなっていたが、飲食など業界のより厳しい実態が反映された形だ。

2020年度の実質GDPは前年度比4.6%減で、速報段階と変わらなかった。落ち込み幅はリーマン・ショックがあった08年度(3.6%減)を超えて戦後最大だ。

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