法も備えも穴だらけ 安全保障「最悪の事態」想定せず
ニッポンの統治 空白の危機感①
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ロシアのウクライナ侵攻は自分の国が突然、戦場になる現実を国際社会に突きつけた。中国や北朝鮮の脅威に直面する日本も例外ではない。最悪の事態を想定する危機意識を欠いてきた日本は安全保障の備えに穴がある。
ウクライナの首都キーウ(キエフ)の地下鉄はロシアの侵攻が始まって間もなく運行を停止した。列車の代わりに駅構内に広がったのは毛布やテント。深いところで地下105メートルになる駅が臨時シェルターとなった...
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例を見ない危機が頻発する時代に、ニッポンの統治の劣化が目立ちます。機能不全の在りかを検証し、修復の道を探ります。