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消費支出、5月0.5%減 3カ月連続減少

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総務省が8日発表した5月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は28万7687円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.5%減少した。3カ月連続の減少となった。自動車の購入や住宅設備の修繕費用の減少が大きかった。物価上昇などで食料品の一部でも買い控えの動きがでた。消費者物価の上昇により名目ベースでは2.4%増だった。

実質ベースでは事前の市場予想の中央値(QUICK)は2.1%増となっていた。8日の発表では、消費支出を構成する10項目のうち、7項目が減少した。品目別では「食料」が0.5%減だったほか「交通・通信」は2.3%減、「家具・家事用品」は2.3%減、「住居」は7.5%減だった。

減少の主因は自動車購入と住居関連費用だ。自動車は半導体の供給制約や中国の都市封鎖による部品不足などの影響が出た。自動車購入は1.15ポイント、住居は0.5ポイント、それぞれ全体の消費を押し下げた。

食料ではタマネギやトマトなどの野菜類のほか、マグロやサケなどの魚介類も減少した。新型コロナウイルス対策の行動制限がなかったことで家庭内で調理をする機会が減ったことが影響した。物価の上昇で購入量を減らす動きもあったとみられる。

ゴールデンウイーク(GW)中に行動制限がなかったことで外食や旅行関連の消費は増えた。

消費者物価の上昇を反映し、物価の影響を考慮する前の名目ベースと実質の差が広がっている。名目の消費支出は前年同月比2.4%増だった。エネルギー価格の上昇があった「光熱・水道」は名目では15%増だったが、実質では0.5%増にとどまった。

新型コロナの感染拡大前の2019年5月と比べると、消費支出は実質で6.4%減となっている。

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