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21年の消費0.7%増、2年ぶりプラス コロナ前には戻らず

(更新)

総務省が8日発表した2021年の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は月平均で27万9024円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年から0.7%増えた。プラスは2年ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大で消費が大きく落ち込んだ20年からわずかに上向いたが、コロナ前の水準には戻らなかった。

21年の消費支出は19年と比べると4.6%減となった。21年は年間の6割超にあたる230日以上いずれかの地域で緊急事態宣言が出されるなどしたため、20年に続き新型コロナが家計に影響を与えた。

支出を品目別にみると、外出の機会が増えて鉄道運賃やタクシー代などの交通費が増加。「交通・通信」は4.7%増だった。20年春に予備校で一時的に休校期間があった反動で補習教育などの費用を含む「教育」は15.7%増えた。

外食を含む「食料」は1.0%減だった。飲食店などで時短営業や休業が進んだのが響いた。テーブルやソファなどの「家具・家事用品」は6.4%減だった。20年は政府による一律10万円の特別定額給付金が支給されて購入が増えた反動でマイナスになった。

コロナ前と比べると、消費が落ち込む品目が多い。外食費用を指す食事代は19年比27.0%減、飲酒代は76.7%減で、減少幅は20年よりも拡大した。鉄道運賃(55.2%減)やタクシー代(40.9%減)は20年よりも減少幅が縮小したもののマイナス傾向が続いた。

総務省が同日発表した21年12月の消費支出は前年同月比0.2%減だった。マイナスは5カ月連続。前年の巣ごもり需要の反動でテレビやパソコンなどの消費が減った。

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