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4月の経常黒字55.6%減、エネルギー価格高騰が影響

(更新)

財務省が8日発表した4月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支は5011億円の黒字だった。黒字額は前年同月から55.6%減少した。原油などエネルギー価格の高騰が響き、貿易収支が赤字に転じた。3カ月連続で経常収支の黒字は確保した。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や、外国との投資のやり取りを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成する。貿易収支は6884億円の赤字となった。前年同月は2822億円の黒字だった。

輸入額は前年同月比32.8%増の8兆7017億円と、単月として過去最高だった。原油高や円安が影響した。輸出額も17.2%増の8兆133億円と、3月に次ぐ過去2番目の高水準だったが、輸入額の伸びが上回った。

商品別にみると、輸入は原油を含む原粗油が99.3%増、液化天然ガス(LNG)が2.5倍増だった。新型コロナウイルス禍からの世界経済の回復で、輸出は鉄鋼が37.1%増え、鉱物性燃料が2.3倍に増加した。

第1次所得収支の黒字は18.2%増の2兆3706億円だった。日本企業の海外子会社でエネルギー関連の事業が伸び、株式配当が増えた。金融収支は8340億円の赤字だった。円安で国内株式が買われ、金利が上がった米国債を処分する動きも出た。

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