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月内にも閣僚会議、政府調整 福島第1原発の処理水巡り 

 東京電力福島第1原発の(手前右から)1、2、3、4号機。奥は汚染水を浄化した後の処理水などを保管するタンク=2月(共同通信社ヘリから)

東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける処理水の処分方法を巡り、政府が月内にも関係閣僚会議を開く方向で調整していることが6日、わかった。処理水を保管する原発の敷地内のタンクは容量の残りが少なくなっており、海洋放出の判断を議論する。

菅義偉首相は6日のBS日テレ番組で、全国漁業協同組合連合会の岸宏会長と近く会談する方針だと明らかにした。処理水を巡っては敷地内のタンクにためる状況が続いており、廃炉作業にも影響が出かねない状態にある。首相は「いつまでも放置するわけにはいかないというのも事実だ」と指摘。「このまま先送りし続けることは避けるべきで、どうすることがいいかも含めて意見交換したい」と述べた。

東日本大震災の津波による事故を受け、福島第1原発では高濃度の放射性物質に汚染された水が発生している。東電が専用装置で主要な放射性物質を取り除いたうえで敷地内のタンクにためている。放射性物質トリチウムは含むが、濃度を基準値以下に下げて海に流すことが国際的に認められており、国内外の原発などは放出している。

政府は2020年秋に処理水の海洋放出の方針を決めようとしたが、全国漁業協同組合連合会などの理解を得られず、決定を先送りした経緯がある。

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