岸田首相はケインジアンか 真価問われる経済対策
経済部長 高橋哲史
[有料会員限定]
岸田文雄首相が2020年に出版した「岸田ビジョン」を読むと、財政規律を重視する記述が多いのに気づく。
「国家としての姿勢、政権としての指針が、『財政健全化』に向かっているということを、内外に示しつづける必要があると私は考えています」
新型コロナウイルスがもたらした危機に対応するため「現在の100兆円を超す歳出を無理に減らすということではありません」と断りつつ、一貫して訴えたのは財政の健全化だ。...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
関連企業・業界
企業: