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防衛相、英空母を視察 「欧州関与は地域安定に寄与」

日本に初寄港

岸信夫防衛相は6日、米軍横須賀基地(神奈川県)に寄港中の英国の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」に乗艦した。英空母の日本への寄港は初めて。

岸氏は視察後、中国の海洋進出を念頭に「欧州の国がこの地域にプレゼンスを発揮していただくこと自体が平和と安定に資する」と記者団に話した。

「空母の雄大なたたずまいを目の当たりにし、インド太平洋地域の平和と安定に対する英国の強い意志を感じた」とも語った。

空母は英海軍最大の艦艇で、最新鋭ステルス戦闘機「F35B」を搭載する。空母を中核に駆逐艦やフリゲート艦などで構成する艦隊が5月に英国を出港し、3カ月かけてインド洋から太平洋へ入った。

米軍とオランダ軍の艦艇も同行した。空母は今月4日に横須賀基地へ寄港した。

艦隊は2~7日にかけて東シナ海から関東南方の海空域で海上自衛隊と共同訓練を実施中だ。防空戦や対潜戦を想定し、自衛隊は護衛艦7隻や潜水艦、戦闘機「F2」と「F15」を参加させた。米英蘭に加えカナダ軍も艦艇を出した。

英国が派遣を決めた背景には中国の影響力拡大への危機感がある。2020年、中国が旧英領の香港で国家安全維持法を施行して統制強化に動いたのがきっかけだ。

日本は英国を航行の自由や法の支配といった価値観を共有できるパートナーとみて、アジアでの軍事力展開を歓迎する。米欧の多様な国と安全保障協力を広げ、訓練などで協調姿勢を示すことによって中国に対する抑止力を高める狙いだ。

中国海軍の動きは引き続き活発だ。日本の統合幕僚監部は8月24日、沖縄県・久米島周辺で中国海軍の駆逐艦など3隻の航行を探知した。

26日に沖縄本島と宮古島の間を通過する駆逐艦を、31日には対馬周辺でもフリゲート艦1隻を確認した。自衛隊と各国の共同演習に合わせた活動という見方がある。

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