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北朝鮮、弾道ミサイル2発発射 日本のEEZ外に落下

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【ソウル=甲原潤之介】韓国軍合同参謀本部は6日、北朝鮮が午前6時すぎに短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。ミサイル発射は日本上空を通過した4日以来で、首都平壌の三石(サムソク)付近から日本海に向けて撃った。

浜田靖一防衛相も発表した。2発の弾道ミサイルは北朝鮮東岸付近と日本海に落下し、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外だったと推定した。2発目は変則軌道で飛んだ可能性があると指摘した。防衛省で記者団に語った。

現時点で航空機や船舶などから被害の報告はない。日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。

浜田氏によると、1発目は午前6時ごろに撃たれ、最高高度は100キロメートル程度で350キロメートルほど飛んだとみられる。

2発目は午前6時15分ごろで最高高度は50キロメートル程度、飛距離は800キロメートルほどと分析した。

岸田文雄首相は①情報収集・分析に全力を挙げて国民に迅速・的確に情報を提供する②航空機や船舶などの安全確認を徹底する③不測の事態に備え万全の態勢をとる――の3点を関係省庁に指示した。

首相は「9月末からの短期間でも6回目ということで断じて容認することはできない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

防衛省によると、2022年に入ってから北朝鮮による弾道ミサイル発射は21回目で、少なくとも38発にのぼる。19年の25発を上回り、年間発射数で過去最多を更新し続けている。

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は6日、米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が5日午後8時ごろ、朝鮮半島周辺の海域に再び入ったと明らかにした。空母は9月下旬の共同訓練後に日本海の公海上を離れ、北朝鮮の4日の弾道ミサイル発射を受けて引き返した。

尹氏は「強力な韓米同盟と韓米日3カ国の安全保障協力を土台にしっかり対応する」と強調した。大統領府で記者団に語った。

北朝鮮外務省は6日、米国の原子力空母が日本海に再び展開したことを非難する文書を発表した。「朝鮮半島と周辺地域の安定に厳重な脅威を与えている」とした。朝鮮中央通信が伝えた。

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