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生後6カ月からの乳幼児用ワクチン、国内初承認 厚労省

厚生労働省は5日、生後6カ月~4歳の乳幼児向けの新型コロナウイルスワクチンを国内で初めて特例承認した。初回接種の対象年齢を広げ、保育園や家庭での子どもの感染を抑える。

ファイザーが7月14日に製造販売の承認を求めて申請していた。従来型のウイルスをもとに開発したワクチンで、これまでは5歳以上で3回目までの接種が進んでいる。乳幼児は1回目から3週間あけて2回目、さらに8週間以上経過した後に3回目を打つ。

予防接種法上の位置づけは7日の専門家分科会で話し合い、接種の準備を進める。米国でも緊急使用許可を取得している。

臨床試験ではワクチン接種後に体内にできる抗体の量を調べ、16~25歳と同程度の効果を確認した。注射した部位の痛みや赤み、疲労などの報告があるが、ほとんどが軽症か中等度で回復した。心筋炎・心膜炎などの重大な副作用のリスクは見つかっていない。

これまで5~11歳で2回接種を受けたのは21%、3回目を完了したのは1%未満で、接種率の向上が課題になる。

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