デジタル庁、音楽フェスでマイナカード 入場や酒類販売
デジタル庁は5日、音楽フェスやスポーツイベントでの入場や酒類販売にマイナンバーカードを活用する実証実験を9月中旬から始めると発表した。ぴあとドリームインキュベータと組み、イベントで来場者に利用してもらう。
カードの利用機会を行政以外に広げてさらなる普及をめざす。追加料金を払った人が受けられる特設エリアに入れる特典をマイナカードにひも付けて入場時に読み取り機で識別する。会場での酒類販売で成人の判断にも使う。
チケットの不正転売の防止に向けた実験も検討する。イベント主催者が運営するチケットの2次流通サイトで買った人のマイナカードを登録する。不正な転売などで入手したチケットでは会場に入れないようにする。
マイナカードの全国民に対する申請率は8月下旬で78%に達した。デジタル庁はカードの交付が広がったことを踏まえ民間サービスでの利用を拡大する方針だ。

マイナンバーカードとは
自治体に申請すれば無料で交付されるカード。2016年に始まったマイナンバー制度にあわせて本人を認証するために導入した。マイナンバーは日本で住民票を持つ人全員に割り振られる12桁の番号で、社会保障や税の分野で関係機関同士がやりとりする際に個人を特定するために使う。政府は普及のためにマイナポイントの配布やマイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」への一本化を進めている。
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