舞鶴市長に維新推薦新人 京都初、現職ら3氏破る
任期満了に伴う京都府舞鶴市長選が5日投開票され、維新推薦で無所属新人の元市議鴨田秋津氏(41)が、4選を目指した現職多々見良三氏(72)=自民、公明推薦=ら3人を破って初当選した。維新の単独推薦を受けた首長候補者の当選は府内で初めて。投票率は50.70%で、前回を9.55ポイント上回った。
自民支持が底堅い舞鶴市で勝利したことで、春の統一地方選を含む今後の選挙にも影響しそうだ。
3期12年の多々見市政への評価が主な争点だった。鴨田氏は2018年に市議に初当選。昨年、維新から立候補し再選、辞職して市長選に挑んだ。市長報酬の3割カットなどを掲げ、無党派層を取り込んだ。多々見氏は自公両党のほか、連合京都の後押しも受けたが及ばなかった。
他の候補者は、元中学教諭竹内昌男氏(75)=共産推薦、会社社長森本隆氏(50)。
▽舞鶴市長選開票結果
当15686鴨田 秋津 無新
11580多々見良三 無現
2857森本 隆 無新
2650竹内 昌男 無新
(選管最終)
〔共同〕