家族の心配より患者の気持ち 誰のための助言か - 日本経済新聞
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家族の心配より患者の気持ち 誰のための助言か

写真家 幡野広志さん②

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がんを漢字で書くと「癌」になる。「やまいだれ」に「口が三つ」と「山」を書く。本当の意味は知らないけど周囲からたくさんの口が山ほど押し寄せる病気だとぼくは感じている。ぼくは親族や友人知人から大量のお見舞い電話が来た。電話がず〜っと鳴り続けている状態だった。

電話に出れば病気になった経緯や状態を聞かれる。その後、相手はだいたい自分の家族の病気か本人の病気の話をしてくる。いま付き合っているパートナーの...

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