首相、水際対策「6月にG7諸国並みに緩和」 新型コロナ
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【ロンドン=秋山裕之】岸田文雄首相は5日、英国の金融街シティーで講演し、新型コロナウイルスの水際対策を6月に緩めると表明した。「主要7カ国(G7)諸国並みに円滑な入国が可能となるようさらに緩和していく」と述べた。
「日本は今後とも世界に対してオープンだ」と語った。「ぜひ日本にお越しください。最大限のおもてなしをする」と呼びかけた。
同日の内外記者会見で「連休後の感染状況を見極め、6月にも専門家の意見も踏まえて水際対策を含め新型コロナ対策を段階的に見直す」と言明した。「日常をさらに取り戻していきたい」と訴えた。
新型コロナの感染者数について「大都市圏を中心に減少が続いているが、連休中の人出増もあり予断は許されない」と指摘した。「保健医療体制の維持・強化、ワクチン接種を着実に進めていきたい」と説いた。
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