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北朝鮮、日本海に向け飛翔体発射 弾道ミサイルの可能性

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北朝鮮は5日午前8時10分ごろ、弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体1発を日本海に向けて発射した。韓国軍が明らかにした。防衛省も北朝鮮から「弾道ミサイルの可能性があるもの」が発射されたと発表した。

岸信夫防衛相は5日、落下地点について日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定されると説明した。軌道については分析中としたうえで、変則軌道でなければ500㌔㍍ほど飛んだと述べた。

日本周辺を航行する航空機や船舶への被害は確認されていないと話した。ミサイルの発射地点をたたく「敵基地攻撃能力」に関して「保有を含めてあらゆる選択肢を検討していく」と改めて強調した。防衛省内で記者団に語った。

松野博一官房長官は記者会見で「北朝鮮内陸部から東方向に発射された」と明かした。「日本と地域の平和と安全を脅かすもので、国際社会全体にとって深刻な課題だ」と訴えた。

これに先立ち、岸田文雄首相は首相官邸で記者団に「これまで以上に警戒監視を強めていきたい」と発言した。

首相は①情報収集・分析に全力を挙げ、国民に迅速、的確な情報提供をする②船舶、航空機などの安全確認の徹底③不測の事態に備え万全の態勢をとる――の3点を指示した。

「昨年来、北朝鮮が連続してミサイルを発射しているということは誠に遺憾なことだ」とも指摘した。

首相は発射を受けて官邸に入る時間を予定より30分程度、前倒しした。

北朝鮮が弾道ミサイルやその可能性があるものを発射したのが確認されたのは2021年10月以来。このときは北朝鮮メディアが潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射試験に成功したと報じた。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記は21年12月に開いた朝鮮労働党中央委員会総会で、軍事力の強化などをめざす22年の活動方針を報告した。

国防政策について朝鮮半島を取り巻く情勢が不安定になっていると指摘し「国家防衛力の強化をいっときも緩めることなく、さらに強く推進する」と表明した。「現代戦にふさわしい威力ある戦闘技術機材の開発と生産を力強く進めるべきだ」と指示していた。

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