衆院311票、参院141票を獲得 岸田氏、首相指名選挙で
共産は立民・枝野氏に投じる 自民・高市氏にも1票

岸田文雄首相(自民党総裁)は4日、衆参両院で首相指名選挙に臨んだ。衆院で投票総数458票のうち311票、参院で241票のうち141票を集めた。
衆院は岸田氏に次いで立憲民主党の枝野幸男氏が124票を得た。次期衆院選で立民と連携する共産党は枝野氏に投じた。日本維新の会の片山虎之助氏が11票、国民民主党の玉木雄一郎氏が11票、自民党の高市早苗氏が1票だった。
参院は枝野氏が65票で2番目に多く、片山氏15票、玉木氏15票が続いた。無所属の嘉田由紀子、渡辺喜美両氏に各2票、国民民主の伊藤孝恵氏に1票が入った。