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1月の失業率0.1ポイント悪化 求人倍率は1.20倍に上昇

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総務省が4日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は2.8%と前月から0.1ポイント上昇した。失業率の悪化は2カ月ぶり。厚生労働省が同日発表した1月の有効求人倍率(同)は1.20倍と、前月から0.03ポイント上がった。

完全失業者数は185万人と前年同月から14万人減り、7カ月連続のマイナスとなった。就業者数は前年同月に比べ32万人減の6646万人で4カ月連続で減少した。

休業者は前月から59万人増えて249万人となった。コロナ感染が拡大した「第5波」の時期にあたる2021年8月(250万人)以来の水準だった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大やまん延防止等重点措置の適用が影響した。

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対して何件の求人があるかを示す。コロナ感染が本格的に拡大する前にあたる19年後半や20年初めの1.5倍前後の水準には届いていない。

1月の有効求人(季節調整値)は前月比2.6%増え、有効求職者(同)は0.7%増だった。新規求人は前年からの反動もあり前年同月比で14.6%増えた。産業別にみると宿泊・飲食サービス業(38.8%増)や製造業(38.5%増)などが大きかった。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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