「ロシアに親しみ」8ポイント減の5% 内閣府世論調査
内閣府は3日、「外交に関する世論調査」を発表した。ロシアに「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」との回答は2021年の前回調査に比べ8.1ポイント減り5%となった。ウクライナ侵攻を背景に対ロシア感情が悪化している。
いまの日ロ関係について「良好だと思う」「まあ良好だと思う」は17.5ポイント減の3.1%だった。今後の日ロ関係が「重要だと思う」「まあ重要だと思う」と答えた人は57.7%で、前回より15.4ポイント下がった。
調査は22年10月6日から11月13日まで郵送で実施した。対象は3千人で回収率は57.7%だった。
韓国に「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」との回答は45.9%だった。前回より8.9ポイント増えた。
中国に「親しみを感じる」「どちらかというと親しみを感じる」は17.8%と2.8ポイント下がった。今後の日中関係が「重要だと思う」「まあ重要だと思う」と答えた人は前回より5.2ポイント低下したものの、73.5%と高水準だった。