経産相、脱炭素「政権変わっても対応」 首相不出馬で

梶山弘志経済産業相は3日の閣議後の記者会見で、菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて「大変残念だ。お一人で考えた上での決断だろう」と述べた。首相が打ち出した2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素政策に関しては「政権が変わろうとも国としての約束だから対応していく必要がある」との認識を示した。
「内閣が変われば後任というものも出てくるだろう。残任期間しっかりと仕事したい」と話した。特に中小企業支援など新型コロナウイルス対応について閣僚間で連携を取っていく考えを強調した。