立民・枝野氏「私の下で選挙管理内閣を」

立憲民主党の枝野幸男代表は2日の記者会見で、菅内閣不信任決議案の提出時期について、慎重に見極めて最終判断する考えを示した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ「明日にでも出したいが、危機の真っただ中にある。政治空白をつくれる状況ではない」と述べた。
同時に、菅内閣が退陣するのが望ましいとし「私の下、少数与党で危機と選挙の管理内閣をつくりたい」と強調。「目の前の危機を乗り越えてから選挙を行う例は各国である」と語った。
菅義偉首相が新設するよう検討を指示した子ども庁に関しては、野党は15年ほど前から必要性を訴えていたと指摘。「今ごろ何を言っているのか。思い付いたような話で具体性を持っていない」と批判した。
〔共同〕