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資本ストックとは 中長期的な成長に寄与

きょうのことば

▼資本ストック 工場の機械設備や小売店の店舗、オフィスにあるパソコンやソフトウエアなど、企業の生産活動に必要な設備の総量のこと。統計によっては研究開発で生まれる知的財産や社会インフラなどの公的資本なども含む。企業が新たに投資をすれば資本ストックは増えるが、年を経るごとに機械の稼働状態が悪くなるなど設備の価値は落ちていく。資本ストックは毎年の投資を加え価値の目減り分を差し引くことで経済の実態に合うように推計する。

中長期的な成長率を推計する潜在成長率は①資本②労働③生産性――の3要素で計算する。日本の場合、労働力は人口減少などの影響で伸びを見込みにくく、生産性を引き上げるのも簡単ではない。資本を増やせば成長が高まる一方、増やし過ぎると企業にとって過剰設備が負担になる。

日本の潜在成長率を見ると、1980年代は資本が全体を1.5%程度押し上げていたが、足元ではほぼゼロに縮んだ。1980~90年代はだぶついた設備が経営課題だったが、現在の日本は投資を手控えることで低成長に陥り、それがまた投資抑制につながる負の循環に陥っている。

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