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太陽光30年最安に、発電コスト8.2~11.8円 経産省試算

30年の発電コストは原子力より太陽光の方が安くなると見込まれる

経済産業省は3日、2030年時点の1キロワット時あたりの発電コストが事業用の太陽光で8.2~11.8円になるとの試算を発表した。他の電源に比べて最もコストがかからない。同日開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)のワーキンググループで示した。

試算によると、20年時点では太陽光よりも原発の方がコストがかからないが、太陽光パネルの価格低下などを見込み、30年時点では逆転する。原子力は30年時点で11.7円以上、石炭火力は13.6~22.4円だった。

このほか液化天然ガス(LNG)火力は10.7~14.3円、陸上風力は9.9~17.2円、洋上風力は26.1円となった。

今回の試算は電気を安定して届けるためのコストを含んでいない。例えば天候が悪ければ太陽光や風力は見込み通りに発電できない。火力など別の電源を調整のため準備しておく必要があり効率が悪くなる。蓄電による調整も欠かせなくなる。

経産省は今回、発電コストにこうした電力システム全体に与える影響を「限界コスト」と定義。参考値として示した。それによると、事業用太陽光は30年時点で18.9円、陸上風力は18.5円だった。一方、原子力は14.4円、LNG火力は11.2円、石炭火力は13.9円で、いずれも太陽光と風力を下回った。

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