どうする少子化対策 自民党と立憲民主党政調会長に聞く
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日本の出生数(外国人含む)は2022年、統計開始以来初めて80万人を割った。自民、立憲民主両党の政調会長に少子化対策を聞いた。
萩生田光一・自民党政調会長「公営・空き家 支援住宅に」
――22年の出生数は過去最低を更新しました。
「危機的な状況だ。出会いから子育てまで、ステージに応じて目配りした支援を地道に継続する必要がある。少子化対策に特効薬はない」
「統計上、婚姻カップルの出生率は数十年で大き...

合計特殊出生率とは一人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均のことで、人口を維持するには2.06~2.07が必要とされます。日本は終戦直後は4.0を超えていましたが、団塊世代が20代後半になった1975年に2を割り込みました。