新ワクチン、19日以降3000万回分配送 高齢者から接種

厚生労働省は2日、都道府県ごとの新型コロナウイルスのオミクロン型対応ワクチンの配分量を公表した。19日ごろから3週間かけて米ファイザー製を2800万回分、米モデルナ製を200万回分配送する。
厚労省の専門家分科会は2日、このワクチンを高齢者など現在の4回目接種の対象者から打ち始める方針を了承した。準備の整った自治体では2回目を終えた12歳以上に対象を広げていく方針だ。
接種間隔は5カ月とする想定。オミクロン型に合わせて発症や重症化を防ぐ効果を高めた改良ワクチンを用いる。ファイザーとモデルナが8月上旬に製造販売承認を申請した。承認の可否は今後判断する。
ファイザー製の5~11歳向け小児用ワクチンの3回目を打てるようにする方針も了承した。2回目から5カ月の間隔をあける。

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