岸田首相、物価高要因「ほとんどはウクライナ侵略」
岸田文雄首相は2日、物価高をめぐり野党の一部から「岸田インフレ」などと指摘する声が出ていることに反論した。「指摘はあたらない」と強調した。6月15日の記者会見で指名されなかった報道機関の質問に書面で回答した。
首相は物価高の要因は「為替の影響もあるが、ほとんどはロシアによるウクライナ侵略がもたらした世界的なエネルギー価格や食料価格等の上昇によるものだ」と回答した。
消費税率の引き下げに関しては「社会保障の安定財源と位置付けられていることから、減税は考えていない」と答えた。