新電力の淘汰進む、企業シェア2割に低下 大手寡占懸念
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電力小売りで新電力会社のシェアが低下している。2021年に30%に迫った中小ビルなど向けは22年秋に20%まで落ち込んだ。新電力が頼る市場での調達価格がウクライナ危機で急騰し、淘汰が進んでいる。大手によるカルテルや情報漏洩など競争を妨げる不正も相次ぐ。いびつな寡占に逆戻りしないよう電力の安定供給と公正な競争を両立できる環境の整備が求められる。
政府は電気料金の引き下げを狙い、大手の独占状態だった...
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