/

節電ポイント、秋以降に上乗せ 政府の物価高対策

政府は1日、物価・賃金・生活総合対策本部(本部長・岸田文雄首相)の関係省庁の局長級による会合を開いた。節電に協力した家庭や企業に電力小売り各社がポイントを付与する制度について、政府はポイントを上乗せする制度を今秋以降に導入することを確認した。農家向けの支援では高騰する肥料代の上昇分の7割を政府が補塡する。

節電ポイントをめぐって経済産業省は、各社のプログラムに登録した家庭に政府が2000円相当のポイントを付与する制度を8月に始めると報告した。秋以降に新たな支援策も設け、急に寒くなる日などに実際に節電に取り組んだ家庭や企業に追加でポイントを付与する。

冬の電力需給は夏以上に逼迫する懸念がある。ポイント支援策を通じて需給の改善を狙う。家庭などでの電気代の抑制にもつなげる。

ウクライナ情勢や中国の輸出制限などで、肥料の価格が高騰している。農林水産省は、肥料コストの上昇分の7割を政府が補塡する制度を近く導入するとした。6月の購入分まで遡って支援する方針だ。

政府は2030年までに化学肥料の使用量を16年比で2割減らす目標をかかげる。この目標に取り組む農家を支援対象にする。農産品の生産コストの1割削減を目指す。

野菜や穀物の栽培に欠かせない肥料だが、原料の多くを輸入に頼る。国際市況や運賃相場の変動の影響を受けやすい。農家の経営コストに占める肥料の経費は6~13%とされる。

政府が輸入して製粉会社などに売り渡す小麦の価格については、次の価格改定時に抑制措置を講じる方針を確認した。売り渡し価格は毎年4月と10月に見直している。直近では4月以降の売り渡し価格を前の半期に比べて平均17.3%引き上げ、過去2番目に高い水準になっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

電力不足

電力需給の逼迫で夏と冬の電力不足が懸念されています。最新ニュースや解説をまとめました。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン