郵便局のキャッシュレス決済、一時使えず 切手代など

日本郵便は1日、一部の郵便局でキャッシュレス決済が利用できないトラブルが起きたと明らかにした。窓口の決済端末が使えず、クレジットカード、電子マネー、QRコードによる郵便料金の支払いや切手購入などができなかった。ATMでの預金引き出しなど、ほかのサービスへの影響はなかった。
1日午前10時半ごろ、複数の郵便局から「キャッシュレス決済が利用できない」との報告があり発覚。午後2時半までに復旧した。その間、利用者には現金決済を依頼して対応したという。
日本郵便によると、NTTデータが提供する決済プラットフォームに障害が発生したのが原因という。全国約2万4000局のうち、キャッシュレス決済端末を導入する約8600局が影響を受けた。
郵便局の決済端末では、ゆうちょ銀行が提供する「ゆうちょPay」のほか、「PayPay(ペイペイ)」「d払い」など主要な決済サービスを利用できる。