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年金運用10.1兆円の黒字、GPIFの21年度

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、2021年度の運用実績が10兆925億円の黒字だったと発表した。黒字は2年連続。米国の金融引き締め観測やウクライナ情勢の緊迫化で年明けは株安や金利上昇が逆風になったが、21年末までの運用益で補った。

GPIFは世界最大規模の機関投資家として知られ、22年3月末時点の運用資産は196兆5926億円にのぼる。21年度の収益率は5.42%で、年金積立金の市場運用を始めた01年度からの累計収益額は105兆4288億円に達した。

21年度の運用損益は外国株式で8兆4290億円、国内株式が1兆871億円、外国債券が1兆724億円の黒字だった。国内債券は4960億円の赤字だった。21年末までは各四半期でプラスの収益を維持していたものの、22年1~3月期に限ると各資産の損益はすべてマイナスだった。

GPIFの宮園雅敬理事長は1日の記者会見で「21年度は市場のボラティリティー(変動)が高かった」と運用状況を振り返った。

ロシア関連の資産をめぐっては欧米などによる経済制裁やロシア側の対抗措置などで通常の取引をできない状態が続いている。GPIFは21年3月末時点でロシア関連資産を合計2200億円保有していたが、22年3月末時点に保有資産の評価額をほぼゼロに引き下げたと明らかにした。

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