政府断念の地上イージス、自民・石破氏が再検討提起

自民党の石破茂元幹事長は1日のフジテレビ番組で、政府が断念した地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備について再検討を含めた議論が必要だとの認識を示した。「ほかに適地はないのかも含めて議論すべきだ」と述べた。
政府は秋田、山口両県を配備候補地に選んでいた。地元の反発に加え、技術的な問題が判明して計画を断念した経緯がある。代替策として新型のイージス艦2隻を新造する方針だ。石破氏は「海上自衛隊の負担はものすごいものがある」と指摘した。