自転車で走行中、警官から注意 「警告カード」の重み
[有料会員限定]
Case130: 横断歩道を自転車で走行したところ、警官に呼び止められました。「歩行者の通行を妨害した」と言われ、自転車指導警告カードという黄色い紙を渡されました。普通に自転車に乗っていたのに、警告されるのは不愉快です。カードを出されたことで、法的な不利益があるのでしょうか。
相談者は大きな勘違いをしています。自転車は道路交通法上「軽車両」に該当します。横断歩道は歩行者のためのものですから、横断歩...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2548文字
「賃貸物件の仲介手数料は何か月分?」「子供が自転車事故の加害者になったら親の責任は?」。家計と無関係ではない身近な法律問題を取り上げ、判例などを基に弁護士の志賀剛一氏が解説します。隔週木曜日に掲載します。